中小企業でも、会社案内のようなコーポレートサイトを持っている会社は多いと思います。
特に、企業向けの商品やサービスを提供している会社に多く見られるようです。
また士業の方の場合も、事務所案内のようなホームページを持っている方が結構いらっしゃいます。
個人事業や小規模の会社の場合、会社案内のようなコーポレートサイトでは、もったいないのではないでしょうか。

そもそも、コーポレートサイトの意味とは?

ウィキペディアによれば、コーポレートサイトは企業自身の公式サイトであり、企業を取り巻く、株主や投資家、就職希望者、取引先や顧客、金融機関などの債権者に対して、会社に関する正確な情報を提供し、円滑なコミュニケーションを図る目的のサイトと定義づけられています。
もっと簡単な言い方をすれば、会社に関する情報を発信するための、会社案内的なサイトということになります。
会社の事業内容や売上推移、沿革、社員数や事業所所在地、経営陣や関連会社の紹介、株式会社であれば主な株主、採用情報などが、WEBサイトの主な掲載内容となります。
デザイン的には、信頼感を感じられるような、カチッとしたデザインが多いと思います。

大企業の場合はコーポレートサイトに役割がある

大企業の場合、このようなコーポレートサイトを用意する意味はあります。
なぜなら、実際に膨大な数の、顧客以外のステークホルダー(利害関係者)が存在するからです。
上場企業の場合、多くの株主や投資家が存在し、その会社への就職を検討する人も、数千から数万人の単位で存在します。
知名度が高いために、直接的なステークホルダーでなくても、企業情報を調べる人も多いでしょう。
「どういう事業をやっているのか?」、「売上や利益がどれくらいあるのか?」、「事業所はどこにあるのか?」、「どんな歴史の会社なのか?」などなど、会社に関して様々な情報を知りたいニーズが存在します。

中小企業の場合のコーポレートサイトの目的は?

しかし、これが中小企業や個人事業となると、事情が大きく異なります。
そもそも、顧客以外のステークホルダーがほとんどいません。
上場していないため、株主の数は極めて少ないはずです。
当然、投資家にも無関係です。
知名度がないので就職希望者もほとんどいません。
会社の名前が知られてないので、無関係の人が企業情報を調べることもありません。
結局、会社案内的なコーポレートサイトを制作しても、その会社の企業情報を知りたいというニーズがほとんどないわけです。
費用対効果を考えると、会社案内的なコーポレートサイトの制作は見直した方が良いのではないかと思います。

中小企業のコーポレートサイトについての提案

では、中小企業や個人事業のコーポレートサイトはどう作ればいいのでしょうか。
中小企業や個人事業のWEBサイトを閲覧する人は、大半の人が、提供している商品やサービスに関心のある人になります。
したがって、中小企業や個人事業のコーポレートサイトの目的は、企業情報の発信ではなく、提供する商品やサービスに関するイメージアップを目指すべきだと思います。
これは、何もネットショップを作りましょうということではありません。
提供する商品やサービスがどういう特長を持っているのか、価値を高めるためにスタッフがどのような取り組みや努力をしているのか、どういう考えで商品やサービスを提供し、これまでどのようなストーリーがあったのかといった情報を中心にしたWEBサイトの方が、実際に閲覧する人のニーズに合っており、会社にとってもメリットがあります。
もちろん、会社概要や沿革、求人情報などのページもその中に加えてしまえば良いと思います。

なんとなく、会社案内のようなホームページを持たないといけないと考える方も多いのですが、知名度の高い会社でない限り、提供する商品やサービスのイメージアップを中心にしたWEBサイトの方が、閲覧するユーザーにも会社にもメリットがあると思います。

 

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